(続)本気で遊び、本気で学べ!!~キャニオニングから学ぶ仕事の極意
みなさん こんばんは!
フリーランサーのきよたです。
今日は昨日のブログの続きになります。
早速、キャニオンズのコーディネーターのお二人の 余裕 の秘密に迫って行きましょう。
まず、大自然の中で行うキャニオニングにおいて、何よりも優先されるべきは参加者の安全です。
その大前提を守りつつ、「いかに楽しんでもらえるか」「ひと夏の忘れられない思い出を刻んでもらえるか」が鍵になってくるでしょう。
言葉にすると簡単なように聞こえますが、これをキャニオニングを行うあの大自然の中で行うというのは、本当に大変な事だと思うんですよね。
天気が急変し 雨が降り出すかもしれない、それに伴い川の水量が急増、流れも勢いを増し ツアー継続は困難な状況に…!という状況はいつでも起こりえると思います。
夏はスコールも起こりやすいですし、それが天気の変わりやすい山中ともなるとなおさらですよね。
そういった条件の中でも、余裕感を持って参加者を包み込み、最高の思い出作りをエスコートする。
それをいとも簡単に成し遂げてしまう背景には、「心底イヤになるくらいまでの特訓」と「それすらも当たり前に許容し、楽しみに変えるマインド」があるのだと思います。
これこそが、コーディネーターのお二人の余裕感を作り出す原点の一つであることには間違いないでしょう。
一つずつ、深掘りして見ていきます。
まず、「心底イヤになるくらいまでの特訓」についてです。
キャニオンズという会社について調べていくと、社員のトレーニングがどのように行われているのかなどについても知る事が出来るのですが、そのトレーニングが、まぁ…これまたハードみたいなんですね。
それこそ、心底その仕事が嫌いになるくらいのレベルなんだそうです。
これは私のイメージでの話になりますが、
きっとキャニオンズに入社されてコーディネーターとしてお仕事をされる皆さんは、キャニオニングが心から好きだったり、自然と共に調和し その中で仕事をしていく事をこよなく愛していたり、誰かのとびっきりの笑顔や思い出作りに寄り添う事に情熱を持っているような、そんな素敵な方々だと思うんです。
「その仕事が好きで好きでたまらない!」
そんな気持ちをわざわざ口に出さなくても、雰囲気だけでもそれを感じ取れるような人たちが、『心底キャニオニングを嫌いになるくらいまでの特訓』って、どういうものなんだろうってことなんですよね。
……想像を絶するものなんでしょう。
「人の命を預かる仕事でもあるんだから、そのくらいやって当然」という意見もあるかもしれませんが、それでも相当なものなんだろうなと思います。
ここまで徹底的に訓練する意義とは、心底自分が好きなものを「嫌だ」と感じるくらい、突き抜けて極めていくためとも言えるのではないでしょうか。
今の自分が好きなものを好きなままでも、ある一定のラインまでは極められるのかもしれません。
でもきっと、そのラインを越えて、自分の気持ちのラインも越えて、自分の限界も越えて、コンフォートゾーンを遥かに越えていくような、そんな状態に行ってこそ初めて、<心から好きだ!!>と言えるのかもしれないですね。
その特訓を通して、キャニオニングのツアーをコーディネートするための基礎を徹底的に習得し、その上であらゆるシーンにスムーズに対応できるテクニックを身に付け、初めて現場にデビューするのでしょう。
その中でたくさんの資格取得も行い、自信を付けていくのかな~…なんて、素人ながらに想像しちゃいました。
↓このページをご覧になったら分かりますが、スタッフの皆さんの所有されている資格って本当に多岐に渡っています。
それだけ、幅広い知識も必要という事です。
https://canyons.jp/ja/company/crew
と、ここまで散々大変そうなネタのみ語ってきましたが、何よりも上記のサイトを見ているとスタッフさんの楽しそうな笑顔がとっても印象的です。
私も皆さんの笑顔を眺めているだけで、キャニオニングの楽しい思い出が込みあがってきます。
この笑顔はどこから湧き上がってくるものなのか?
もう一つのポイント、「苦しいトレーニングすらも当たり前に許容し、楽しみに変えるマインド」については、また次回 書いていこうと思います。
今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。