人間は認めてほしい生き物。だから、まずは認めてあげるんです。
みなさん、こんばんは!
フリーランサーのきよたです。
さて今回は、昨日の記事に関連して
「認める」ということについて考えてみようと思います。
この認めるという行為は、
コミュニケーションを取っていく上で非常に重要なスキルになってきます。
相手を認める事が出来るかどうかで、仕事の成果も大きく変動します。
そんな、言うなれば対人関係において必須のスキルについて、
今日は書き綴っていきます。
まずは、この認めるという行為をすることによって得られる
メリットから考えてみます。
皆さんも、誰かと一緒に会話しているシチュエーションを想像してみてください。
コミュニケーションを取るにあたって、相手の意見を認めるということは、
そっくりそのまま「信頼関係」を築くことに直結します。
具体例を見ながら考えてみましょう。
ここでは、相手(Aさん)が自分(Bさん)が良いと思っているものに対して
マイナスのイメージを持っているケースを想定してみます。
<相手を認めながら、会話をしていくケース>
Aさん「実は僕、以前〇〇についてすごくイヤな想いをしたことがあって・・・。
それ以来、〇〇に関してはいいイメージを持てずにいて、
今でも何か悪いものなんじゃないかなって思ってるんです。」
Bさん「そうだったんですね・・・。
でも確かに、そんな経験をされた事があるんだったら、
そういうイメージを持っちゃうのも仕方ないと思いますよ!
きっと私自身も、そういう印象を持っちゃうと思うし。」
Aさん「(あ、この人は自分のことを分かってくれる=認めてくれる人なんだ。)
そうなんです。
だから、ずっと〇〇の事は良くないものだって思っていて。」
Bさん「なるほど。そういうことだったんですね。
ただ、〇〇ってそういう一面だけじゃなくて、
△△っていう捉え方も出来ると思うんですよね。」
Aさん「え、そうなんですか?」
相手の捉え方、考え方を一旦受け入れることで、
自分の意見や言いたい事を受け入れてもらいやすくなります。
一方、相手の意見を受け入れられない場合はどうでしょうか?
<相手を認めずに、会話をしていくケース>
Aさん「実は僕、以前〇〇についてすごくイヤな想いをしたことがあって・・・。
それ以来、〇〇に関してはいいイメージを持てずにいて、
今でも何か悪いものなんじゃないかなって思ってるんです。」
Bさん「なるほど。そうだったんですね。
ただ、〇〇ってそういう一面だけじゃなくて、
△△っていう捉え方も出来ると思うんですよ。
(直球で自分の言いたい事を伝えてしまう)」
Aさん「(え? 自分は良くないイメージを持ってるって言ってるのに・・・。
この人は僕の意見よりも、自分の意見を優先させたい人なのかな・・・。)
なるほど、そうなんですね?」
Bさん「そうなんです!
例えば、〇〇って・・・」
人は、自分の意見が受け入れられないと感じると、
その人の意見を聞き入れようとする気持ちになれません。
結果、どんどん独りよがりな会話になってしまうのです。
これではとてもじゃないけど、
コミュニケーションが取れているとは言えないですよね。
まずは相手の意見を認める、というシンプルなワンステップを意識することで、
目の前の人は自分の話を信頼感を持って聞いてくれるようになります。
そうすれば、本当の意味で
目の前の人とコミュニケーションを取れるようになるのではないでしょうか。
私もより一層、意識していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。