あなたは貧乏になりたいですか?
みなさん こんばんは!
フリーランサーのきよたです。
昨日のブログに上げていたドラクエは、一旦休憩です。
今までのブログでは何かの経験に基づく内容からの気付きや学びをシェアしていましたので、今回から少しテイストを変え、私自身の今までのビジネス活動で得た学びや考え方についても書いていこうと思います。
それでは早速参りましょう。
今日のテーマは、「遠慮すること」についてです。
突然ですが、皆さんは貧乏人になりたいですか?
「はい!なりたいです!」という方は流石にいらっしゃらないと思いますが、「今は貧乏じゃないし」とか「今の状態が続けば問題なし!」と思った方がいたら、それは危険信号の合図かもしれません・・・
なぜなら、その気持ちが成長を妨げ、ゆくゆくは他人に対する遠慮に繋がり、自分を貧乏へ導く可能性があるかもしれないと感じるからです。
ハッキリ申し上げますが、遠慮をしても何も良いことはありません。
マイナスの影響しかありません。そう断言出来ると思います。
なぜ、こう言い切れるのか。
少し順を追って考えてみます。
まず、遠慮って大人になるにつれて皆が身に付けるべきものだと考えられることが多いですよね。
特にそれが求められるのが、会社という組織に属して以降ではないでしょうか。
サラリーマンをされている・もしくは経験のある方なら、下記のような経験を誰もが一度はされた事があると思います。
「上司や先輩に気を遣う事」「社内で悪目立ちしないように遠慮する事」「自分の本音は伏せ、綺麗事や上層部のご機嫌を取る発言をする事」などなど。
上げ始めるとキリがありません。
これらを否定しているのではなく、むしろ身に付けてしまうのはやむを得ない事だと考えます。
なぜなら、これは日本のサラリーマンにとっては必須のスキルだからです。
どうしてこれらが ” 必須のスキル ” なのでしょう?
その理由も至ってシンプル。
「出世に必要だから」だと思います。
自分の立場を確立し、より大きな権限と裁量、また収入をその組織の中で勝ち取るために必要だからですよね。
少なくとも、私はサラリーマンとして仕事をしていた3年間の中でひしひしとそれを感じました。
「ああ、会社の中で仕事をするとはこういう事なのか。」
何だか知りたくもなかった現実をしってしまったような、そんな気持ちも抱いていたような気もします。
他人に遠慮し、本音を隠して表面だけを取り繕い、「いい人」を演じようとする。
さらには自分は仕事が「デキる人」だと周りに思わせ、偽りを演じ、信頼してもらおうとする。
・・・何ともヒドイですね。
ですが私は実際にこれらを「美徳」だと信じ、必死に身に沁み込ませてきた過去があります。
しかし、いま私が生きているビジネスの世界では、この常識が見事に覆されます。
遠慮なんてしても何も良いことはない。何も得られない。一銭にもならない(むしろマイナス)。誰の為にもならない(むしろ「遠慮せず言っとけば良かった…!」なんて場面は多々あります)。
そして何より、信頼関係も築けません。
個人的には、これにより発生する損失が一番大きいと思います。
自分の考え・思い・気持ちを自分の言葉で伝えるからこそ、相手に響きます。
そして下手に取り繕ったり演じたりせず、洗いざらい全て伝えるからこそ、信頼関係が築けるのではないでしょうか。
これは何にでも共通する事だと思いますが、この世界は人と人とが繋がって成り立っています。
つまり、何よりも意識すべきは自分と相手との信頼関係をどのように築き、発展させていくかではないでしょうか。
いつまでも他人に遠慮し、気を遣い、表面的な事ばかり言っていては信頼関係を築きようもありません。
もし自分がそのような接し方をされたら、どう思うでしょうか。
とてもいい気分になれないのは明白ですよね。
それに、信頼できない人には自分の本音をさらけ出そうなんて思わないはずです。
結果、自分が本音で話していないという事は、そのまま相手を信頼していないという事にも繋がってくるのです。
それは、自分に対して貴重な時間を割いて本気で向き合ってくれる人に対して、ものすごく失礼な事ですよね。
私自身、ずっと他人に遠慮して過ごしてきたこともあり、今でも本音で話すことに対しためらってしまうところが度々あります。
しかし、そのままでは一向に自分も成長する事が出来ません。
約1年半前、ビジネスを改めて再スタートをすると決断した私に、そのキッカケをくれた指導者の方からいただいた大切な言葉があります。
「遠慮は貧乏人の持ち物です。自分自身を成長させたいのなら、どんな些細な事でもいいので遠慮なく聞きに来てくださいね。」
この記事を書いていて、当時の自分がとても感動したことも思い出しました。
自分の出来ないところや未熟なところを人に曝け出すのは恥ずかしいですし、勇気も必要ですよね。
それはものすごく分かります。
ですが、それを続けていては、最も貴重な「時間」という財産を垂れ流し続け、自分の時間も誰かの時間も無駄にし、何の成長も得られないまま生きているのと同義だと、早く気付くべきだと私は思います。
せっかく自分の人生をいくらでも自分の力で切り開いていける時代に生きているんです。
貧乏人になる道なんて、選びたくないですよね。
それでは今日はこの辺で。
今日は最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。